仕事が忙しい、休みが無い、それでも調査士をとりたい!勉強時間の確保に困っている方へ。

圧倒的時間が足りない

こんにちは、ゆうぞうです。

 

東京法経学院のアンケートによると土地家屋調査士試験を受験する方の76%が有職者で、無職(専業受験生)が20%でアルバイトが4%だそうです。

つまり多くの受験生は仕事をしながら受験勉強をしていることになります。

 

働きながら難関資格に挑むことはとても気力がいることです。仕事で疲れた体に鞭打って勉強したとしてもなかなか集中力に欠けたり、それ以前に勉強に手をつけることさえ困難だったりしますよね。

ですが専業受験生を選択したとしてもモチベーション管理や専業受験生ならではのプレッシャーを自分でコントロールしていくことは大変難しかったりします。いざ専業で頑張ると決めても「いくらでも自分に甘えられる環境」からせっかくの時間的自由をモテ遊ばしてしまうことさえあります。

 

つまり自分をどのような環境下に置くにせよ自分を律する「メンタル」を強く保てないといけません。

 

私は有職者受験生と専業受験生(限りなく近い)の両方を経験しましたが、いづれも「自分の甘え」から勉強を中断して長期間勉強をしなくなってしまったことがあります。

せっかく「勉強の習慣化」が身についても一度怠けると一気に怠け癖がつき、もう一度「勉強の習慣化」を取り戻そうとしたらかなりの気力を要します。

 

しかし資格試験に挑戦する以上、そういった「甘えなど」とはうまく付き合わないといけませんし、それを「言い訳」にしているといつまでも勉強が進みません。私のように・・・

 

では、どうやって勉強時間を確保し合格レベルまで持っていくか。

メンタルの弱い私でも実践できた勉強法。

今回はそういう話を私なりにしたいと思います。

勉強の絶対量は細切れ時間の積み重ね

stopしたほうがいいよ

いきなりですが、

はっきり言って、勉強は一度に何時間もするものではありません。

 

どういうことかと言えば、
確かに勉強の絶対量合格レベルに達するためには必要条件だと思います。

 

土地家屋調査士試験の勉強範囲は意外と狭いものですが、その分深い知識が求められます。

試験勉強が仕事に直結するからです。その為覚えることも多く、知識を身につけるには学習時間の絶対量が必要となるわけです。

しかしそれはあくまで絶対量が必要というだけです。

 

これは私の失敗談ですが、私が受験生2年〜3年頃にしていた勉強法は仮に1日4時間勉強するとすれば、その4時間を一気に消化するようなものでした。

この勉強の仕方は一度に「やりきった」と言う達成感は得られますが、実はそこまで効果的な勉強が出来ていない可能性があります。
なぜなら最初の1時間は濃厚な学習が出来ていてもその後の3時間の使い方がまずかったりします。例えば間に挟む休憩が長かったり、集中が途切れた状態でダラダラ勉強になっていたり。

 

もちろん皆がそうだと言うわけではありませんが、受験生の中には私のような方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そんな時は根性で4時間耐久レースをするのではなく、2時間、1時間、30分、30分のように勉強時間を細切れにして1日のどこかで消化することをオススメします。

 

朝1時間、昼30分、仕事後2時間、就寝前30分のようなサイクルも良いでしょう。

 

とにかく無理して耐久レースを続けると「脳」がいっぱいいっぱいの状態になります。
すると当然頭に入ってくる内容も薄くなるわけです。

 

ですので、いかに無理なく勉強できるかが効果的な勉強につながります。

集中の波に乗るのが効果的

OpenIcons / Pixabay

学生の頃、休み時間の10分や通学電車の15分でした勉強がすっきり頭にはいったと言う経験はないでしょうか?

特にテスト当日の休み時間に必死で覚えたことって頭に残りませんでしたか?

 

それは集中して勉強したからに他ならないと思います。

 

人の集中力の波は15分周期で訪れると言われていますが、この集中のサイクルを意識することでより効果的な勉強ができます。

 

さらに人の集中力の限界は90分とも言われているので、一気に長時間勉強を続けるよりも休憩を挟みながら時間で区切り絶対量をこなす方が効率的であると言えるでしょう。

隙間(スキマ)時間は作るもの!有効に活用しよう。

geralt / Pixabay

これは主に有職者受験生に言えることですが、会社に入ると日々の業務に追われ業種によっては毎日終電まで働くという方もいらっしゃいます。

土地家屋調査士事務所でもそれに近い事務所はあります。

企業のため、自分の成長のため毎日ヘトヘトになるまで働き、家に帰れば明日への鋭気を少しでも回復させるべく布団へなだれ込む。

 

そんな生活をしていると「逆立ちしても勉強時間なんて確保出来ない」と考えてしまうもの。

 

しかし実はその気にさえなれば意外にスキマ時間はあるものです。

 

例えば通勤(通学)電車の中や現場へ向かう車内だったり、周りの方や家族の理解が得られれば勉強しながら食事をしたって良いわけです。

 

もちろん生活スタイルによってはかなり無理をしないと確保できない方もいらっしゃるでしょう。
しかし「土地家屋調査士を取る!」と決めた以上は多少の無理も必要です。
多少の無理もやってのけるくらいの気概がなければ到底8%の合格枠に入り込めないからです。

 

ですので、時間を区切って勉強するなど自分に合った方法で効率的に無理をするべきなのです。

 

そこで私でも実践できたスキマ時間の活用法をご紹介します。

スキマ時間の活用法

✅ 夜寝る前のトイレで15分だけ択一問題を解く

✅ 朝はいつもより30分早起きをして、最低15分参考書を開く

✅ 通勤や役所・法務局調査への電車移動はスマホから参考書に装備を変える

✅ 食事は登記申請の「目的」を一つ決めその目的に沿った「原因及びその日付」や「申請人の条件」や「添付書類」などを頭で連想させながら食べる

意外と頭で連想させるだけでも復習になったりするので、侮れません。

業務が多忙すぎる方や子育てが忙しい方など自分のタイムスケジュールを見直す時間すら惜しい方も多いかと思います。しかし試験まで残り4ヶ月を切った時期だからこそ自分の生活スタイルに合ったスキマ時間の確保が必要なのです。

ライバル達が休日にまとまった勉強時間を確保しているのは当然です。ですのでその他のプラスαによってライバル達と差をつけ、試験本番への結果につなげるわけです。

最後に

受験生は一年に一回の土地家屋調査士試験を勝ち取るために一所懸命に勉強し、本番で全力を出し切るためメンタルやテクニックに磨きをかけます。

しかし受験生の多くは仕事をしながらの受験生です。
義務教育の時は「勉強が仕事」でしたが、社会人になれば「稼ぐことが仕事」。

 

日々の業務に追われ圧倒的に時間が足りない中、受験知識を蓄えテクニックを磨く必要があります。

つまり限られた時間を有効にかつ効率的に活用した者ほど合格に近づくと言えます。

 

しかしその為には自分自身をコントロールする「メンタルの強さ」がとても重要で、ここが弱いとこの追い込み時期でライバル達から差をつけられます。

 

あなたは自分の生活スタイルに合った勉強法を確立していますか?

もしまだ模索中であれば、まずは自分の1日の生活を見直して「スキマ時間」を探してみましょう。

1日に長時間確保できなくても時間に見合った勉強をおこなうことで「質」を高めることができますし、忙しい日々の中でも着実に絶対量をこなすことは可能です。

 

また短時間勉強はとても集中できますが、書式問題などの時間がかかるものは向きません。

暗記系科目が向いているとされているので、調査士試験においては択一問題の一問一答の時間にすると良いと思います。

 

更に今の時期であれば平日で1時間〜2時間、休日で3時間〜4時間程度は勉強時間を確保したいところだと思いますので、

これからの時期はいかに自分をコントロール出来るかが鍵です。

勉強の「質」の向上とスキマ時間を上手く活用して、一気に「合格レベル」まで引き上げたいものです。

是非お試しください。

 
スキマ時間で択一問題」のカテゴリで

受験生皆様の電車通勤、お昼時間、就寝前の15分などの

スキマ時間の有効活用にちょうど良い択一問題を配信しています。

お手隙の時間にご活用下さい。

最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、また。
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