答練ロスになってない?今するべきは「やること」の細分化と本気の覚悟。

tourenloss

こんにちは、ゆうぞうです。

 

毎週のように続いた答練が終了して、モチベーションが低下してしまった方はいませんか?

答練をペースメーカーにしてきた方がよく陥るのが、答練がなくなったことによる勉強離れです。

答練ロスです。(言いたいだけ・・・・)

答練ロスに陥るとせっかく積み上げてきたものを一気に崩すことになりかねません。

今回は土地家屋調査士試験までのラスト2週間を有効かつ効果的なものにする為には何をするべきかについてです。

「答練ロス」にならない為に

「答練ロス」に陥らない為には何といっても

モチベーションを下げない工夫

が必要です。

 

ロス症状に陥る原因は「何をしていいのか分からなくなった」「やりきったことの満足感」「一度解いた答練を復習するが面倒くさい」など様々だと思います。

 

しかし大抵共通することは答練に依存していたということです。

依存していたからこそ、それが無くなると急に虚無感や虚脱感を感じてしまうのです。

落とし穴にはまる
こんにちは、ゆうぞうです。 土地家屋調査士試験まで残すところ4ヶ月ほどになりましたね。 各資格予備校では実践向けの答練が始ま...

↑過去の記事でも少し言いましたが、答練は受験のプロが作った超効率的教材です。

 

毎週の答練はほぼ初見の問題を本試験の形式でおこない、問題も過去問の傾向や重要論点などが考慮されているので、とても効率的勉強法なわけですが、

それが急に無くなると、何をすればいいのか分からなくなり、最終的にはモチベーションが低下。

やる気でね~

となるケースが非常に多いわけです。

 

そんな時こそ考えるべきは「原点回帰」です。

何で土地家屋調査士試験を受けるのか?

モチベーションが低下した時は一度原点にかえることをオススメします。

 

あなたはなぜ土地家屋調査士になりたいのですか?

 

理由は人それぞれ。でも、「親の跡継ぎのため」「起業の手段」「スキルアップのため」など何かしらの大義名分があるのではないでしょうか。

 

土地家屋調査士試験は年1回の試験です。「いつか合格したいな」だと気付いたときにはいい年になってしまった。ということもあります。

もちろん何度も受験すれば私のように運良く合格することもありますが、

どうせなら今年合格する為の勉強をした方がいいですよね。気持ちをリセットして行動に移しましょう。

では、今から本試験までに何をするべきかという話ですが、

残りの期間で何をすれば良いの?

限られた時間の中だからこそ、「何が出来るのか」を考えるようにしましょう。

ただ、闇雲に問題集を解いてみたり、基本書を読み返してもあまり効果はありません。

合格する為には自分に足りないことの整理が、短期間での底上げを可能にします。

「やること」を決める

「やること」を決めることには2つの意味があります。

1つは「自分に不足している知識」の明確化です。

「やること」を決める上で考えなければならないのが、「不足している知識」「曖昧な知識」を補填していく勉強です。

覚えていることを何度繰り返してもこの時期になると、ほとんど意味がありません。試験前の効率的かつ効果的な勉強は「不足している知識」「曖昧な知識」を自分の知識としてしっかり定着させることです。

しかし、ここで注意したいのは範囲を広げすぎないということです。範囲が広がりすぎると残り2週間で消化しきれず、逆に曖昧な知識が増えて混乱に繋がるからです。

ですので、範囲はこれまで自分が解いてきた「答練」「問題集」に限定してピックアップしていくと良いでしょう。

2つは「勉強計画」の構築です。

「やること」が明確になれば、試験までの残り日数から逆算して一日の勉強量を計ることができます。

これまでは答練をベースに勉強計画を練っていたと思いますが、残り2週間は自分の計画表に依存して下さい

本試験までにおこなう勉強量と範囲を簡単で良いので書き出して、1日のノルマを決めましょう。

例えば、答練を2回まわすのであれば1日に3回分の択一と書式を各2問こなすなど、1日のボリュームを設定します。そしてこれを1日かけて消化していくわけです。

「やること」を細分化する

「やること」が決まれば自分に不足しているものが見つかります。

例えば建物の書式がまだまだ不足しているのであれば、毎日必ず土地建物を3問解くとします。

書式問題は1問解答するのに結構時間を要しますので、仕事をしている方はまとまった時間の確保が難しい為、一度で一問解き切ることが出来ないこともありますよね。

そんな場合は問題を「細分化」します。

建物書式問題であれば、「文章理解」「申請書」「作図」でしょうか。

細分化すると隙間時間の利用で解答することが出来ますので、まず早起きして「文章理解」と「申請書」だけ解いて、仕事の昼休憩で「作図」だけ練習するなど無理のない勉強が可能になります。

答練の復習に時間をかける

やっぱり最後まで勉強の指針となるのは「答練」だと私は思います。

もちろんこれだけやってれば良いとういうことではありませんが、少なくとも自分が受講した「答練」の内容と解説は完全に理解しておけば、足切りには合わないように感じます。

またそれに派生した関連事項まで押さえていけば合格レベルのライバルにも対抗できる実力が身につくはずです。

最後に

本試験まで残り2週間。

毎年0.5点で泣く受験生も多いです。

合否を分けるこの0.5点を取りきれる方は、最後まで努力し続け自分の不足・曖昧知識を確実に潰してきた方だと思います。

もちろん受験は水物なので「運」の要素は十分あります。「運も実力のうち」なんて言葉もありますが、「運」を引き寄せる背景には必ず並々ならぬ努力がついてまわります。

つまり、努力なくして「運」はつかめません。

ですので、試験本番まで本気で足掻きましょう。たった2週間ですが、されど2週間です。

最後の悪足掻きも中途半端なものでは付焼き刃ですが、本気の悪足掻きなら結果は変わるかもしれません。

 

最後の最後まで本気でやる。

合否を分ける要因は少しの気持ちや意識の差なのだと思います。

悪足掻きの心得

✅ 範囲を広げず「やること」を決めて「細分化」

✅ 自分計画に依存

✅ 「不足している知識」「曖昧な知識」を補填する勉強

✅ とにかく本気でやる

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最後までお読みいただきありがとうございます。

それでは、また。
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