こんにちは、ゆうぞうです。
9月20日に法務省HPにてH29年土地家屋調査士試験の択一回答と足切り発表がありました。
✅ 平成29年度土地家屋調査士試験筆記試験(多肢択一式問題)の正解及び基準点等について
受験生の皆様は既に自己採点を終え、次のステップを踏んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
皆様はいかがでしたでしょうか。
今年は足切り点が15問(37.5点)とのことで、例年よりも高めだったようですね。
毎年ある程度決められた割合で足切り点が設定されていますが、昨年までと比較してみたいと思います。
H25年〜H29年の択一足切りを比較確認してみます。
H29年(15問)
H28年(12問)
H27年(13問)
H26年(14問)
H25年(12問)
H29年~H25年を載せましたが、上記から分かることは概ね受験生の45%前後の方が足切り突破しているということです。
H27年だけ50%近くが足切りをクリアし易しめ設定でしたが、H28年からは例年とおりに戻っています。つまり、H29年度は受験者数の割合をみれば例年とおりの基準で選別されているように感じます。
ただ択一高得点者が多く、択一で差がつきにくいので、今年は書式が得意な方にとって有利ともいえるかもしれません。
過去の合格点を確認して今年の合格点を推察してみる。
過去記事でも確認しましたが、
土地家屋調査士試験の最終結果をまとめると下記の表になります。
年度 | 択一足切り点 | 書式足切り点 | 合格点 |
平成24年度 | 40(16問) | 29 | 72.5(+3.5) |
平成25年度 | 30(12問) | 30 | 71.5(+11.5) |
平成26年度 | 35(14問) | 30 | 74.5(+9.5) |
平成27年度 | 32.5(13問) | 30 | 73.5(+11.0) |
平成28年度 | 30(12問) | 31.5 | 74.5(+13.0) |
平成29年度 | 37.5(15問) |
H29年度は択一足切り点が15点ですので、H24年度と26年度が比較的似ています。
これらをみると合格点までの上積みは10点未満であることがわかります。
また注目していただきたいのが過去の書式の足切り点と合格点です。点数のふり幅が少なく、書式足きり点で29点~31.5点、合格点で71.5点~74.5点となっています。
つまり例年書式足切り点と合格点は大きい変化がないので、合格点までの上積み点は択一の足切り点に反比例しているというわけです。
ですので択一の足切り点が高めのH29年度は昨年度の上積点(+13.0点)までは必要としない可能性が高いです。
机上の空論になりますが、今年の書式足切り点が31点前後、合格点が例年の74点前後であれば、足きり点よりも6、7点上積みで合格レベルという具合になるのではと予想します。
もしそうであれば、択一逃げ切りは18問(45点)辺りになりそうですね。
最後に
私は今年の試験をまだ解いていないので、難易度をよく把握していない状況です。しかしこれまでの試験結果を考えるとこうなるのではないか。ということをお伝えしました。
今年度の合格点までの上積み点が予想とおり低ければ、択一足きり点でも十分勝負になる年になると思います。
書式の配点や解答は発表されないので迷宮入りなわけですが、書式答案の採点は部分点が意外ともらえると私は思っています。
今年度択一足きりを突破できた方は最後の最後までどうなるか分かりませんので、例え書式失敗したと感じていても希望を持ちたいですね。
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