こんにちは、ゆうぞう(@you3tips)です。
以前、土地家屋調査士試験にチャレンジするならなるべく資格予備校を利用した方が良いと言う記事を書きました。
ですが、資格予備校を利用するにも高額だし中々難しいという方も多いはずです。
なので、今回は本気の独学受験生にオススメする土地家屋調査士試験のアイテムをご紹介します。
Contents
書籍選びに困ったらコレを選択すれば間違いない
基本書
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私が大変お世話なった早稲田法科専門学院の深田静夫先生の著書です。文字が多めで初めは取っ掛かり難いイメージを持たれやすいのですが、何回も読み返すことで試験レベルの不動産登記理論がしっかりと身につきます。 50年以上の実績を持つ予備校だからこその納得いく1冊です。 |
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評価 | ![]() |
価格 | 4,860 円(税込) |
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こちらはどちらかと言えば初学者向けの書籍です。ボリュームや内容を考えると少し物足りない気がしますが、解説が分かりやすく基礎的な事項はしっかりと盛り込まれております。 基礎学習としてはこれ一冊で十分対応できます。 いきなり分厚い書籍問題に抵抗を覚える方は初めの一冊としていかがでしょうか。すんなり土地家屋調査士試験記述式の勉強に入っていけると思います。 |
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評価 | ![]() |
価格 | 3,024 円(税込) ※楽天調べです。 |
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こちらは不動産登記法1条から164条と附則と重要通達が収録されています。 オススメする理由は不登法の条文ごとに関係する登記令や規則や準則も一緒に収録しているという点です。 その為、六法で1つ1つ検索するよりも圧倒的に早く、効率がいいというわけです。(※六法を確認することは勿論大事なことですが) |
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評価 | ![]() |
価格 | 2,916 円(税込) ※楽天調べです。 |
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私が大変お世話なった早稲田法科専門学院の深田静夫先生の著書です。文字が多めで初めは取っ掛かり難いイメージを持たれやすいのですが、内容が濃いので何度も読み返し使用してみて下さい。試験レベル以上の実力がつくはずです。 | |
評価 | ![]() |
価格 | 4,320 円(税込) |
過去問集
土地家屋調査士 過去問セレクト“午後の部・択一” | |
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この書籍をオススメする一番の理由は丁度良いボリュームとサイズ感です。 他校の書籍と比べ問題量が少なめではありますが、それが逆に私は良いと思いました。消化不良にならない量でいて重要な過去問はしっかりと収録されています。 サイズが小さく持ち歩きに便利なので電車移動中、お昼休み、トイレの中など様々なシーンでパッと取り出せる点も本書の強みだと私は思いました。 私の択一対策はこの1冊と答練問題のみで、H27年度本試験では択一42.5点(17/20)とれました。 重要な過去問はこの一冊でカバーできます。一冊をしっかりとやり込めば択一で足切りに合うことはなくなる筈です。 |
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評価 | ![]() |
価格 | 3,024 円(税込) ※楽天調べです。 |
書式問題

新版 調査士書式過去問マスター1<土地編>[第三版](定価:本体5,000円+税)

新版 調査士書式過去問マスター2 <建物・区分建物編>[第三版](定価:本体5,000円+税)
書式についてはとりあえずこの二冊を完璧にこなせるようになれば、答練でもしっかりと高得点をマークできるようになります。
良問がしっかりと収録されていますので、もし他校の書籍が気になり始めてもまずはこの二冊をやりきってから手を出したほうが良いと思います。
新版 調査士書式過去問マスター1<土地編>[第二版](定価:本体5,000円+税)
新版 調査士書式過去問マスター2 <建物・区分建物編>[第二版](定価:本体5,000円+税)
六法
六法はこれから先もずっと使用するものなので、内容が不足しないものを購入しましょう。
私のオススメは土地家屋調査士試験において定番の東京法経学院さんの六法です。H29年から「土地家屋調査士六法」と名称が変わりましたが、私が使用していたものは「調査士受験必携六法」という名称のものです。

文具で迷ったらコレを買えば間違いない
三角定規
以前は二等辺三角形の三角定規が2つと直定規が1つのセットで販売されていましたが、直定規の使用が禁止されてから現在のセットになりました。
「1/250のメモリが2辺・1/500のメモリが1辺タイプ」が1つと「1/250のメモリが1辺・1/500のメモリが2辺タイプ」が1つのセットとなり、調査士試験専用の三角定規です。
市販の三角定規でももちろん作図は出来ますが、この商品は寸法取りと線引きが一気に出来てしまう為、受験生の多くが愛用している定規です。
>>縮尺定規「すいすい君、すらすらチャン」(価格 本体3,000円+税)
ボールペン
土地家屋調査士受験生はボールペンにこだわりを持つ方が多いです。私もボールペンは様々な種類のものを試しました。その中でも私が一番しっくりきたのがpilotさんのハイテックC(HI-TEC=C)です。すらすらとなめらかな書き味が気に入っています。
※文字を書くことにはあまり向かないので、作図専用ペンとして使用したほうが良いです。
分度器
分度器は迷わず全円のタイプを購入して下さい。半円だと180度以上の角度に対応できませんし、実務で使用するときも半円だと使い勝手が悪くてかないません。
高額のものでも無いので決して損は無いはずです。
コンパス
多くは使用しないコンパスですが、土地でどうしても座標値が算出できないときに活躍します。正直100均のコンパスでも良いですが、中車式のコンパスの方がズレも少なくて使いやすいです。
三角スケール
私的に文具はSTAEDTLERが好きです。プラスチックのものより重量があり安定するし丈夫です。個人的にはメモリも見やすいしオススメです。
書式練習帳
(セット内容)
No1-1(25枚):土地の登記申請書(表)/地積測量図(裏)
No1-2(3枚) :地役権図面(表/裏)
No2-1(20枚):建物の表題・表題部変更等の登記申請書(表)/添付図面(裏)
No2-2(6枚) :建物の分割・合併の登記申請書(表)/添付図面(裏)
No2-3(6枚) :建物の合体の登記申請書(表)/添付図面(裏)
No3 (20枚):区分建物の登記申請書(表)/添付図面(裏)
>>土地家屋調査士 書式練習用紙 A3判(価格 2,400円+税)
関数電卓はやっぱりCanonが良いと思う
過去記事でもご紹介させて頂きましたが、私がオススメする「関数電卓」は断然
キャノンF-789SGです。
オススメ理由は過去記事をご参照いただければと思います。
資格予備校の受講と比べてかなり安い
予備校の受講費に比べかなり安いです。これが「独学」の最大のメリットなので当然ですが、やはり費用をなるべく抑えたい方には選択の一つになると思います。
今回ご紹介したアイテムを全て揃えると、約43,463円の費用になります。
一年間で何十万もする受講料と比べれば天と地程の差です。
しかし独学を選択している受験生は多くいますが、「ストレートで合格しました。」という声はあまり聞きません。
独学をする場合は受験生の長期化のリスクを覚悟する必要がありそうです。
\\ 資格予備校も検討中の方は次の記事もご参考ください。 //
最後に
いかがだったでしょうか。
私が実際に使用したアイテムのみをご紹介しました。これから土地家屋調査士になられる皆様にとって少しでも学習の向上に繋がれば私も嬉しいです。